瀬戸井長良神社

瀬戸井長良神社
瀬戸井長良神社

こちらは本宮、つまり先程の長良神社も含めた長良神社のルーツ、と伝わる由緒正しい長良神社です。

参拝していたらお賽銭を回収しに来た総代の方とお会いし、お話をお伺いすることができました。

先の投稿で記した大蛇退治の伝説、退治した大蛇の躯を8つに分けて8箇所に祀ったのが長良神社の起こりとのこと。
大蛇が住んでいたのは今回のこの神社の裏手(昔は大きな沼だったとのこと)だということ。

ただ、やはり武官ではなく文官である藤原長良公が大蛇退治は少し苦しいのでは。総代の知人の国の技官だった方が調べて恐らく治水を行ったということではないか、と考えているということ。

東日本大震災で倒壊したが復旧した長良神社もあれば、鳥居に補修を行った長良神社もある。

利根大堰によって利根川の川幅が広がり、その際に流路も変わったので今の場所に遷座した長良神社もあるとか。

利根川の水分蒸発量が変わり、気候も変わった。
川の南のグライダーはそれを上手く活用している例だろう、とのこと。

現地の方のお話を聞くことで見方が全く変わるという体験を久々にした気がします。
この邂逅に感謝を。